東アジア諸都市の戦後映画交流史 : 五、六十年代に香港.東京を越境した女性たちを中心に

Document Type

Book chapter

Source Publication

東アジアの文学.言語空間

Publication Date

6-1-2006

First Page

301

Last Page

319

Publisher

岩波書店

Abstract

本稿を論じるにあたり、1950年代を起点とするのは偶然ではない。戦後の50年代とは、多数の都市において、今日の近代化のインフラ整備が始まった時代である。また、既成の価値観がさほど強くないこの時代、多数の可能性が存在し、多数な文化活動が活発に営まれていた。本稿な、香港と東京という東アジアの二都市を中心に論じ、二都における戦後の国際的映画事業を検討するものである。とりわけ映画の中の女性像を分析することにより、芸術、ビジネスおよび歴史の交錯の場に現れた問題を指摘したい。

Additional Information

ISBN of the source publication: 4000112554

Language

Japanese

Recommended Citation

黃淑嫺 (2006)。東アジア諸都市の戦後映画交流史: 五、六十年代に香港.東京を越境した女性たちを中心に。輯於藤井省三(編),《東アジアの文学.言語空間》(頁301-319)。東京 : 岩波書店。

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